稜線からの下り口がはっきりしない。
darkさんと山口屋さんが沢底と稜線に分かれて道跡を探す。
程なく山口屋さんが道跡を発見。


奥に道跡がはっきりと見える。
赤岩道で間違いないだろう。



さくさくと落ち葉道を進む。
紺野さんや大滝集落の人が歩いたと思うと感慨深い。



よくここまで鮮明に残っていたものだ。



沢筋と交わると赤岩道は不鮮明となり、対岸へ渡ると再び道が復活している。
少し歩くと切り通しがあった。
タイヤの不法投棄があり、かつてはここまで自動車が入っていたようだ。



そのまま歩いていくと菱川林道と合流。
ここが赤岩道の林道側入口。何の変哲もない廃作業道に見える。



猿の群れに遭遇する。
20mmレンズをつけていたせいで全く撮影できず。



旧十条製紙の釣瓶社有林の標識。



菱川林道から大平まで、どうやって山越えするのか皆で知恵を出し合う。
とりあえず菱川を渡って、対岸の点線道に入ってみることに。
すると1/25000地図にはない道が!・・いや獣道か・・
左へ巻いて稜線へ向かっている。赤岩道に違いない。



菱川・大平間の稜線が見えた。




振り返って撮影。
菱川にむかって急激に落ち込んでいる。



鞍部は広く、周囲をよく見ると使われていない別荘があったりする。
赤岩道もここからただ道なりに歩くだけとなる。



大平集落に入るメンバー。
緊張感が抜けた感じが出ているような・・・
逆光でレンズフレアが盛大に出ている。



大平。まさに広く大きく平たい。



振り返って撮影。
大滝から歩いてきたのか・・・実感は薄い。



選挙板で入り口を塞いだ廃屋。
大平はいわゆる限界集落のようだ。



赤岩駅に行く前に紺野さんがソフトボールをやりに来たという大平分校へ。
今までメンバーが歩いてきた赤岩道を、紺野少年はグローブとボールを持ってやって来た。試合が終わるとまた赤岩道を帰った。
軟弱な自分には俄かには信じられない・・・



大平分校跡。
最近取り壊されたようだ。



分校から戻るメンバー。
背中で語る男たち・・・?





すさまじい九十九折を下り、赤岩駅へ到着。
新幹線が高速で通過する中、昼食をとる。


人々の生活を支えた道は、どこか味があり人を惹きつける。
今回の赤岩道もすべてトレースできた訳ではないが、また味わい深い道だった。
darkさん提供



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